映画・テレビ

2009年9月13日 (日)

ココ・シャネル

久し振りに映画館で映画を見ました。

ココ・シャネル」@渋谷Bunkamura。

シャーリー・マクレーンが好きです。
「マグノリアの花たち」、「愛と喝采の日々」‥

今回もポスター、公式サイトがシャーリーだったので
当然彼女の映画と思って出かけたのですが、
シャーリーは全体の2割くらい、
ほとんどが若きシャネル役、バルボラ・ボブローヴァ
(覚えにくい‥)でした。

ボブローヴァはシャーリーにかなり似ていて、
しかも結構熱演だったと思います。

回想シーンで構成されているので
仕方ないことなんでしょうけど、
それならボブローヴァさんもちょっとくらい
ポスターに出してもいいんじゃない?と思うくらい
シャーリーの知名度に乗っかった作品という
印象でした。

ストーリーも、シャネルの恋愛が中心で、
「シャネル・ブランド」がどのように生み出されたか
社会的に認められ、自立した女性として
彼女が後半生をどう生きたかというようなことは
ほとんど割愛されていました。

とはいえ、やはりシャーリーの存在感はさすがで
登場するたびに映画の流れを引き締めるだけでなく、
苦悩するシャネルの姿にリアリティがあって、
健在だな~と思いました。

あと2つ、シャネルの映画がありますね。
「ココ・アヴァン・シャネル」(オドレイ・トトゥ)
「シャネル&ストラヴィンスキー」(アナ・ムグラリス)
どっちも仏語です。

ちなみに「ココ・シャネル」は英語で
フランスの場面なんかではみんなが仏語なまりでしゃべる。
これも引いた‥

映画館が久し振りだっただけに、今回のがっかり感が
尾を引いて、またしばらく映画館から遠ざかりそうです。

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2009年8月16日 (日)

HAPPY FLIGHT

『スウィングガールズ』『ウォーターボーイズ』の監督、
矢口史靖の飛行機映画「HAPPY FLIGHT」を観ました。

予告編をTVでちらっとだけ見て、
最初のショットがCAだったからなのか、
勝手に「スチュワーデス物語」みたいなのを想像していて
あんまり期待しないで見始めたのですが、
これが結構面白かった。

飛行機を飛ばす舞台裏では、これだけ大勢の専門家が
動いているという事実を、面白おかしく教えてくれます。

私は実は飛行機が苦手。
いつもかなり動揺しながら搭乗しています。

こういう輩には、どれだけ数字を並べて理論的に
危険性の低さを説明したところで無意味です。
もう生理的に嫌なんです。

でも、そういう不安感を少しでも減らして、
楽しく乗ってもらおうというスタッフの苦労は
よく分かりました。

反面、機内でよく流れるアナウンス、
「安全な飛行には全く影響はありませんので
ご安心ください。」は、時としてうそもありなんだと
分かったので、今後もやはり不安がりながら
搭乗するでしょう。

ちょっとでも不安感を忘れていられるような
機内環境を航空会社に期待します。

全然映画のレビューになってませんが、
キャスティングが絶妙で飽きない映画です。

エンドクレジットのBGM、シナトラ「カム・フライ・ウィズ・ミー」が
また良し!

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2009年7月13日 (月)

犬塚勉@日曜美術館

日曜美術館、今年度から「新」がとれました。

好きだったテーマソングや壇ふみさんがみられなくなり
ちょっとがっかりしてました。

でも、先週の(再放送を見てるんで)犬塚勉の回は
久し振りに興奮しました。

聞いたことのない名前で、どちらかというと惰性で
チャンネルを合わせたのですが
オープニングテーマとともに画面に映った作品を見て
思わず身を乗り出しちゃいました。

言ってしまえば「スーパーリアリズム」なのですが、
対象は雑草、石、木立‥どこにでもある自然を
これでもかとばかりに描き込んでいて、
その迫力に圧倒されます。

高島野十郎をちょっと髣髴とさせるストイックな画風ですが
きっと本物を見たらもっと心が動くのでしょう。

究極の自然を書くために、自身の身体・精神も清くあるべきと考え、
彼は自然食、ヨガ、マラソンなどの鍛錬にも力を注ぎました。

特に登山は自然に近づくために欠かせないものであり、
難しい山にもチャレンジしていました。

そして、遭難により、道半ばでこの世を去ってしまいます。

ほとんど無名の彼の作品展が昨年、奥多摩の美術館で開かれ
静かなブームとなっていたというのです。

これは見に行かねばと思いました。
調べてみると、10月からは長野の東御の美術館でも
展覧会をやるらしい。

奥多摩よりはこちらのほうがまだ行きやすいと思い
10月を楽しみに待つことにしました。

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2009年6月 8日 (月)

しみじみ悲しい「ぐるりのこと」

昨年公開された「ぐるりのこと。
主演の木村多江が国内の映画賞の主演女優賞、
その夫役のリリー・フランキーが新人賞(!)を総なめにした作品です。

私リリーさんのことは「おでんくん」ぐらいしか知らなかったのですが
文筆業や舞台構成なんかもこなしちゃうマルチな方なのですね。

それにしたって、この作品の中でのリリーさんはすごい!
全く作為を感じさせない、100%地です、という感じ。
周りを固める役者さんたち(柄本明とか、倍賞美津子とか、寺島進とか)が
あれだけ濃ゆ~いのに、全く負けておらず、
むしろ空気のような軽い存在感が際立っております。
そしてなぜかとても色っぽい(普通のsexyな感じとはまた違って)。

お話はまあ普通です。
支えあう夫婦とその周囲の物語(「ぐるり」とは自分の周りのこと)。
でもものすごくインパクトがあるのはやはりキャスティングのお陰でしょう。

そして、法廷画家の目を通して覗いた「法廷」が、想像以上に
残酷で感情がむき出しになる場所だということも驚きでした。
(多分、実際の法廷の再現に近い描写なんでしょう)

仕事に備えて早く寝なくちゃいけない日曜の深夜なのに、
ものすごく集中してみちゃいました。

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2009年5月 4日 (月)

イースタン・プロミス

2007年、ヴィゴ・モーテンセンとデーヴィッド・クローネンバーグのコンビ、2作目です。

1作目は2005年の「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
これを見て、ヴィゴ・ファンとなりました。

イースタン・プロミス」、直訳なら「東の約束」‥東とはここではロシアのことでしょう。
ロシアマフィアの血の結束を指すのだと思います。

ヴィゴはここでは下っ端からのし上がっていく冷徹な男を演じてます。
冷徹というところでは「ヒストリー‥」とかぶりますが、
クールで一見して危なそうな感じは、「ヒストリー」の平凡な外見と全く違って
つくづくすごい俳優さんだなと思います。

ヴァンサン・カッセルがまた、ちょい情けない役にはまっててこれも素敵でした。

そして、クローネンバーグだけあって、やっぱり「痛い」。
風呂場での格闘シーンなんかもう、思わずこっちが「いてっ」と声を上げちゃいます。

社会派という肩書きで通ってるクローネンバーグですが、
本当に撮りたいのは実はこういうリアルな血みどろシーンなのでは‥

そして、今時のハリウッドムービーみたいにころころと簡単に人が
殺されていく映画よりはずっといいと思います。

しかし、この路線でさらに上をいく映画なんて出来るんだろうか。
クローネンバーグの次作はどこへ向かうんでしょう。

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2009年1月31日 (土)

「告発のとき」

トミー・リー・ジョーンズ主演のややミステリー仕立てのヒューマンドラマです。

原題は In The Valley of Elah;
旧約聖書のダビデがゴリアテを倒したエラの谷から。
邦題はなんか意味不明ですね。

監督は「クラッシュ」のポール・ハギス。
静かな場面でいろいろと考えさせるし、
たまにぎょっとさせて観客をだれさせないのもさすが。

競演はシャーリーズ・セロンとスーザン・サランドン。
セロンが(きれいなんだけど)すごく普通のお姉さんでたまげた。

退役軍人のジョーンズが、やはり陸軍軍人でイラクから帰国した
次男の死を不信に思って調べるうち、息子の本当の姿や、
想像を超える戦場の現実を知って行く姿を通して
愛国心、忠誠心、友情、親子・夫婦などの関係性のもろさや危うさを
描いています。

結局、戦争の是非や、そこでの模範的な姿などは語られないので
なんとなく放り出されたような印象で終わるんだけれど、
それは個人で考えるべきことなのだろうし、
安直な結論はかえって不快なだけかもしれません。

とにかくジョーンズの演技がリアルで、本当にいい俳優だなと思いました。
BOSSの宇宙人でもやられちゃったけど、改めて確信。
サランドンは数ショットだけで存在感大。
背中とか後ろ頭とかで訴えてくる感じでこれもすごいです。

子役に弱い私としては、一番のお勧めは
セロン(シングルマザー)の息子とジョーンズのシーン。
ジョーンズが無愛想なだけに、その愛情の深さが際立ちます。

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2009年1月22日 (木)

「フィクサー」

ジョージ・クルーニーが好きなので、見てみました。
監督は「ボーン・アイデンティティー」シリーズの脚本家のトニー・ギルロイです。
本作で、ティルダ・ウインストンが助演女優賞を取ってます。

トニー・ギルロイらしく、過去未来行ったり来たりの話運びで、
うっかりしてると重要な複線を見逃して全然分からなくなりそう。

クルーニーは相変わらずどの角度でも格好よくきまりまくり。

だけど、なんでウインストンがこれでオスカーなのか分からない‥普通じゃん。
トム・ウイルキンスンのほうがよっぽど画面を食ってたな~。

物語は「もみ消し屋(フィクサー)」の弁護士が、巨大企業と法曹界の醜い裏舞台に挑み、勝つ!という話ですが、
すじ自体はまあどんでん返しもなく、そうですかという感じ。

ただ、ウイルキンスン演じる弁護士がだんだんと神経を病んでいく様子や
クルーニーが息子との会話で心を通わせる様子など
細かいシーンがとても繊細な描写で、とても印象的でした。

全然派手なシーンやどぎつい表現もなく、スピード感あるすじというわけでもないのに
こちらを飽きさせず最後まで引っ張れるのはさすがの脚本というところでしょうか。

「ボーン‥」シリーズはアルティメイタムだけ見て
つまらなくて前2作は放置でしたが、見てみようかなあ‥

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2008年11月12日 (水)

政宗DVD 再び

前にも書きましたが、まだ悩んでいる「独眼竜政宗 完全版」
私が探す限り、このサイトが一番安いと思います。

だけど、「BOXが付いておりません」とか「2週間待ちとなっております」とか
書いてあるのがちょっと気になり‥
NHKのオリジナルからコピってるんじゃないかなーとか‥

で、決心つかぬまま、レンタルで見始めました(よわ‥)gawk

う~ん、総集編にはないシーンがあって(当たり前!)楽しい~lovely
でも‥なんか1回見たら納得しちゃって‥買わずにすむかも‥

まだ当分悩み倒します。
で、その反動で、ネットショッピングでCDごっそり買ったりしてます‥(ばか)

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2008年11月 4日 (火)

源氏物語 黄金の絵巻

昨日のNHKスペシャル「源氏物語 黄金絵巻の謎
おもしろかったです。

まず、数ある源氏物語絵巻の9割が戦国時代~江戸時代に
作られたということにびっくり。
平安の貴族の依頼によるものは少ないんですね。

そして、その大半が明治以降に海外に流出し、
ばらばらに散逸してしまっている、もったいない話です。

さらに、最近、そういった切り離された絵巻の断片が
海外で相次いで発見されるに至り、源氏物語絵巻の研究が
にわかに進んできているのだそうです。

番組でも、流暢な日本語を話す米・仏の研究者が登場し、
各国での発見を解説していました。
もちろん、日本人の研究者も。

海外で専門の研究者がいるほどに重要な日本文化の要素である
源氏物語とその絵巻、
自分の知識の乏しさを再確認し、ちょっと勉強してみようかなと
思った次第です。

源氏物語千年紀、とりあえず、「源氏物語」 大野晋 でも。

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2008年10月14日 (火)

「シャーロック・ホームズの冒険」

前から買うかどうか迷い狂ってるDVDセット;
「シャーロック・ホームズの冒険」完全版

昔NHKで放送していて、ジェレミー・ブレッドのそのまんまホームズな姿も強烈でしたが
なんと言っても、露口茂さんの吹き替えが秀逸。

私にとってのビジュアル・ホームズはこれ以外ありえなくなってしまいました。

NHK放送時、カットされていた部分を補っての完全版がでてますが、
そこは当然、露口さんの吹き替えではないわけで、
それが購入を踏みとどまらせる理由のひとつになってます。

先日、レンタルしてきて観てみました。
映像は昔のものなのでかなり荒れてますが、やっぱいい~happy02

室内の凝りに凝った装飾とか、衣装とか。
すばらしい。
BBCってすごいなあ!

また数日、購入を激しく悩む日々になりそうです。

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